福光美術館へ行ってきました

5年生は、南砺市立福光美術館へ行ってきました。

福光美術館の企画展「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」を鑑賞したのです。

滋賀県にある障がい者福祉施設のやまなみ工房の利用者のみなさんの作品です。粘土で作った数えきれないほどのたくさんの人形や、10Bの鉛筆だけで描いた大きな絵、油粘土で繊細に作られた街、そして色彩豊かな人や動物などなどが展示してありました。制作の様子のビデオや解説もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。利用者のみなさんは、美術作品を作ろうなんて全く考えていないそうですが、作品からはとても大きなエネルギーを感じました。

また、常設展示の棟方志功や石崎光瑤の作品も鑑賞しました。スタッフの方に、棟方志功が板画に惹かれたわけや、ふすまに描かれた作品について、そして、石崎光瑤の作品に見られる雪の質感は貝殻やにかわを使っているという解説をしていただきました。解説を聞くと、また新鮮な感動がありました。スケールの大きな作品に圧倒されました。

美術館では素敵な時間を過ごしました。これからも、たくさんの作品にふれ、楽しんでいきたいものです。

この企画展は5月9日(日)まで開催されています。