数学の授業を体験

6年生は、福野中学校の先生による数学の授業を体験しました。

授業は「ふうとうの中の数をあてよう」でした。

まず初めは、茶色い封筒が3つです。茶色い封筒の中の数の合計は12です。そのことから12÷3をして、中の数は4だと分かりました。封筒の中には「4」のカードがありました。

次に、赤い封筒と青い封筒がそれぞれ1つずつあり、赤い封筒と青い封筒の中の数の合計は6です。「赤い封筒が1で、青い封筒が5。」「赤い封筒が4で、青い封筒が2。」など、それぞれの考えを言い合いましたが、はっきりとこの数だとは言えませんでした。その後、①青い封筒が4つと赤い封筒が1つの時、5つの封筒の中の数の合計は11であるということ、②青い封筒が2つと赤い封筒が1つの時、3つの封筒の中の数の合計は7であるということをが分かると、当てはめる数を限定して考えることができ、それぞれの色の封筒の中の数をあてることができました。

また、当てはめる方法ではなく、①と②の数の合計の差から封筒の中身の数を考えた人もいました。その方法を使えば、差の青い封筒2つの中の数の合計が4であることが分かり、青い封筒の中の数は2だと分かりました。青い封筒の中の数が分かると赤い封筒の数も分かりました。この考え方は、中学2年生で学習する考え方だそうです。

中学校へ進学することへの期待がふくらみました。