カテゴリー: 5年生
福光美術館へ行ってきました
5年生は、南砺市立福光美術館へ行ってきました。
福光美術館の企画展「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」を鑑賞したのです。
滋賀県にある障がい者福祉施設のやまなみ工房の利用者のみなさんの作品です。粘土で作った数えきれないほどのたくさんの人形や、10Bの鉛筆だけで描いた大きな絵、油粘土で繊細に作られた街、そして色彩豊かな人や動物などなどが展示してありました。制作の様子のビデオや解説もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。利用者のみなさんは、美術作品を作ろうなんて全く考えていないそうですが、作品からはとても大きなエネルギーを感じました。
また、常設展示の棟方志功や石崎光瑤の作品も鑑賞しました。スタッフの方に、棟方志功が板画に惹かれたわけや、ふすまに描かれた作品について、そして、石崎光瑤の作品に見られる雪の質感は貝殻やにかわを使っているという解説をしていただきました。解説を聞くと、また新鮮な感動がありました。スケールの大きな作品に圧倒されました。
美術館では素敵な時間を過ごしました。これからも、たくさんの作品にふれ、楽しんでいきたいものです。
この企画展は5月9日(日)まで開催されています。
いのちの教育
5年生は、助産師の佐藤久子先生をお迎えして、「いのちの教育」を行いました。
はじめに、お腹の中で赤ちゃんがどのように成長するかを学びました。赤ちゃんがどんどん大きくなっていくことを、模型で見ることができました。持ってみると、軽くて小さかった赤ちゃんが、どんどん大きく、そして重くなっていくことが実感できました。赤ちゃんの模型を大事そうに抱いていた子供が印象的でした。
次に、妊婦の体験を行いました。代表の子供だけでしたが、お腹に大きなおもりをつけて、かがんだり仰向けに寝てみたりしました。体験を行った子供の「重い」「苦しい」という言葉で、妊婦さんの苦労がよく分かりました。
また、赤ちゃんはとても苦労して生まれてくるということを教えていただきました。赤ちゃんがお腹の中から出るときは、何度も押され、スムーズに生まれるように頭の骨を重ねたり、向きを変えたりしながら頑張っているということでした。お母さんだけではなく、赤ちゃん自身も生きる力をもって苦労して生まれてくるということにはとても驚きました。
「妊婦さんや赤ちゃんがとても大変な思いをして、一つの命が誕生することが分かった。」「これからも命を大切にしていろいろなことを頑張りたい。」と話す子供もおり、命の大切さを実感する時間でした。
この世に生を受けたこの尊い命をずっと大切にしたいと感じました。
佐藤先生、そしてお世話してくださった方々、ありがとうございました。
5年生の虫歯予防教室を行いました。
5年生は、歯科衛生士の方に来ていただいて、虫歯予防教室を行いました。
歯を失う場合の最も多い原因は、虫歯ではなく歯周病だそうです。
まず、自分の歯ぐきの様子を観察し、色、形、出血の有無をチェックしました。
歯周病は、早めに気付き、丁寧に磨くように意識すれば2~3週間ほどで治るそうです。一方で、そのまま放っておくと、歯が抜け、もう二度と健康な歯が生えてこないのです。
歯周病が進行した状態の歯の写真を見た子供たちは、歯周病の恐ろしさを実感したようでした。
今回、歯ぐきをチェックし、丸く膨らんでいるところや赤いところが見つかった人は、これから意識して丁寧に歯を磨けば治るそうです。
後半は、歯ブラシをもち、正しい歯の磨き方を確認しました。また、糸ようじ使って歯と歯の間のそうじも体験しました。
これからも、歯ブラシや糸ようじを上手に使い、歯を大切にしてほしいものです。