福光美術館へ行ってきました

5年生は、南砺市立福光美術館へ行ってきました。

福光美術館の企画展「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」を鑑賞したのです。

滋賀県にある障がい者福祉施設のやまなみ工房の利用者のみなさんの作品です。粘土で作った数えきれないほどのたくさんの人形や、10Bの鉛筆だけで描いた大きな絵、油粘土で繊細に作られた街、そして色彩豊かな人や動物などなどが展示してありました。制作の様子のビデオや解説もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。利用者のみなさんは、美術作品を作ろうなんて全く考えていないそうですが、作品からはとても大きなエネルギーを感じました。

また、常設展示の棟方志功や石崎光瑤の作品も鑑賞しました。スタッフの方に、棟方志功が板画に惹かれたわけや、ふすまに描かれた作品について、そして、石崎光瑤の作品に見られる雪の質感は貝殻やにかわを使っているという解説をしていただきました。解説を聞くと、また新鮮な感動がありました。スケールの大きな作品に圧倒されました。

美術館では素敵な時間を過ごしました。これからも、たくさんの作品にふれ、楽しんでいきたいものです。

この企画展は5月9日(日)まで開催されています。

 

環境学習と総合的な学習の時間の報告会

4年生は、南砺市が行った小矢部川の調査活動の報告を聞きました。

小矢部川に捨てられたごみや刈草の行方を調べようと、GPSを付けたボトルを小矢部川に流したところ、河口まで116日かかり、富山湾を漂流したのち富山県内の海岸に流れ着いたということでした。南砺市内を流れている河川や用水に流してしまったごみが、県内の海岸に漂着しているごみなのかもしれないと思いました。また、マイクロプラスチックという小さなごみが、海の生態系を破壊する恐れがあることも教えていただきました。海に面していない福野地域に住んでいる子供たちも、気を付けなければならないと感じたようでした。

次に、4年生が総合的な学習等で行ってきた活動の報告も行いました。環境を守るために自分たちが取り組んできたことを、富山県環境保健衛生連合会の方や南砺市役所エコビレッジ推進課の方々に聞いていただきました。

これからも、学習したことを生かしてできることに取り組んでほしいと思います。持続可能な地域をつくっていくのは子供たちです。

4年生の活動に協力してくださったたくさんの皆様、ありがとうございました。