月: 2021年12月
数学の授業を体験
6年生は、福野中学校の先生による数学の授業を体験しました。
授業は「ふうとうの中の数をあてよう」でした。
まず初めは、茶色い封筒が3つです。茶色い封筒の中の数の合計は12です。そのことから12÷3をして、中の数は4だと分かりました。封筒の中には「4」のカードがありました。
次に、赤い封筒と青い封筒がそれぞれ1つずつあり、赤い封筒と青い封筒の中の数の合計は6です。「赤い封筒が1で、青い封筒が5。」「赤い封筒が4で、青い封筒が2。」など、それぞれの考えを言い合いましたが、はっきりとこの数だとは言えませんでした。その後、①青い封筒が4つと赤い封筒が1つの時、5つの封筒の中の数の合計は11であるということ、②青い封筒が2つと赤い封筒が1つの時、3つの封筒の中の数の合計は7であるということをが分かると、当てはめる数を限定して考えることができ、それぞれの色の封筒の中の数をあてることができました。
また、当てはめる方法ではなく、①と②の数の合計の差から封筒の中身の数を考えた人もいました。その方法を使えば、差の青い封筒2つの中の数の合計が4であることが分かり、青い封筒の中の数は2だと分かりました。青い封筒の中の数が分かると赤い封筒の数も分かりました。この考え方は、中学2年生で学習する考え方だそうです。
中学校へ進学することへの期待がふくらみました。
なんと自然給食ものがたり
「なんと自然給食ものがたり」は農薬や化学肥料を使わずに栽培された食材を使った献立です。
この「なんと自然給食ものがたり」は、南砺市農政課が中心となり、南砺市学校給食研究会や保育園の関係者、栄養教諭、生産者が打合せをしています。特別な食材ですから、南砺市の補助をいただきながら継続しています。
今回の献立は、南砺市のフランス料理店「ランソレイエ」の高見シェフのプロデュースです。学校給食として提供するために、高見シェフと栄養教諭・学校栄養職員、農業担当者が何度も打合せをして実現しました。
真鱈と金森ファームの大かぶとほうれん草のブレゼ
奥野さんのさつまいもとりんごのサラダ オレンジ風味
オニオングラタンスープ
豆乳パン
オニオンスープは、本来はスープにパンとチーズをのせて器ごとオーブンで焼くそうですが、給食ではチーズをかけて焼いたパンをスープに浮かべました。
豆乳パンも、市内豆腐店の豆乳や天然酵母を使って、特別に作ったパンでした。
学校保健委員会
学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方や父母と教師の会会長に来ていただき、学校保健委員会を開催しました。
児童の健康実態やアンケート結果、今年度の学校での教育活動や食育、体力つくりの取組、学校環境衛生検査結果等について説明し、助言をいただきました。
学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方からは、次のような助言をいただきました。
コロナ禍の状況だからこそ、集団への帰属意識を大切にしていかねばならないこと
どの部屋も換気をしっかり行うことが大切であること
部屋の湿度を保つことでウイルスの活動が抑えられること
タブレットの使用にあたって、目への配慮をすること
ワクチン接種をしていない子への配慮をすること
マスクの着用によって、口をあまり動かさないために口の中が汚れやすくなる傾向があること
部屋の換気扇や排気口、空調機等の機能を把握し、適切に使用すること
ありがとうございました。学校での指導に生かしていきたいと思います。